|
関越道を走っていると、霧に煙る幻想的な朝日に出合った
|
|
関越道は今でも復旧工事で1車線規制中の箇所がある
自然にとっては、人間の作ったものなど子供が砂場で作るトンネルや道くらいのものでしかない
|
|
谷間には朝もやが掛かり、静かな山の一日が始まる
|
|
林道を行く仲間たち
背中にザックは同じだが、ビクの代わりにキノコ籠、手には竿の代わりに振り出し鎌
|
|
びっしりナメコの付いたコナラの木
岩魚の群泳を見つけたときのように、胸が高鳴る
渓で見つけるナメコは倒木に生えていることが多いが、ここではこのように木の高いところに多く出ていた
|
|
ナメコの幼菌
小指の先程の大きさの可愛いナメコが沢山出ている
これが成長すると直径5cmほどになる
もとは目に見えないくらいの小さな菌だと思うが、それが何千倍もの大きさに育つのは神秘的である
|
|
森の中は落ち葉の絨毯でフカフカだった
これらが朽ち果て土となり、次世代の栄養となる
|
|
夢中になってナメコを採った
こうなると老若男女は関係ない
|
|
静かな初冬の森の中を、キノコを探して彷徨い歩く
自然に抱かれて遊ぶ幸せな時間(とき)
|
|
しっとりと濡れた落ち葉
踏むとサクサクと音を立てる その音に何故だか癒される
|
|
ちょっと一休み中
キノコを探して彷徨うのは体力がいる
山田さんなどは仕事前に採っているくらいなので、こんなのは散歩程度にしかならないが、
普段から運動不足の私などには大した運動である
|
|
そこかしこに秋を見つけることができる
林道を歩いていると、ヤマウルシの赤が目に飛び込んできた
|
|
しっとりと濡れて妖艶ささえ感じられるナメコ
|
|
折り重なり競い合うように生えている
なるべくゴミをつけないよう、慎重にナイフで切り取る そうすれば後の処理が楽になるのだ
|
|
ここにもまたナメコがびっしり
ナメコ汁にするのが楽しみである
|
|
|
足元から生えていたクリタケ
周りを見回すとクリタケだらけだった
クリタケは、柄が締まっていて歯ごたえがよい 癖の無い良いダシがとれるので、汁物、煮物などの料理に向いている
テンプラでも美味しいキノコだ
|
|
クリタケを採るナベちゃん
神戸ではキノコ採りなどできなかったので、嬉しくてしかたがないようだ
|
|
朽ちた木の根元から顔を出しているクリタケ
群生しているので、一箇所見つければかなりの量が採れる
|
|
クリタケは、あまり湿り気がなく、型崩れしやすい
冷凍保存するときは水に浸し、水気をあまりきらないで冷凍した方が良い
|
|
ヒラタケ
以前はシメジの名前でスーパーで売られていたキノコ 今はヒラタケとして売っているようだ
スーパーで売っている栽培物に比べて、天然物はもっとずっと大きくなる
ホイル焼きやバター焼き、汁物にしても美味しい
|
|
藪こぎの山から抜け出た場所にあった見事なモミジ
光に透ける葉がことのほか美しい
|
|
この葉が散り終わる前に、山は雪に閉ざされるのだろう |