9/3 晴れ
6:00 先週の台風の影響か車止めに続く林道が倒木で通れない。30分余計に歩くことになるが早朝の清清しい木立
道の中を軽快に進む。
藪の中を歩き、ブナ林を通り、時々悪場が出てくる。ここでも杣(そま)道の倒木で手こずる。
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杣道の途中にて 左が私、右が青山氏 |
10:30 フタマツの渡渉点にヘロヘロになりながらたどり着く。八久和の太く強い流れに感動してついつい竿を出してしま
う。(8寸が釣れました)
11:30 膝上くらいの水量なので楽に渡渉する。踏み跡を探しながらカクネに向かう。
途中何度も迷い、さまよい、カクネ沢を見つける。
フタマツの渡渉点
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15:00 カクネのテン場にやっと着き、一休みして早速釣りに行く。
カクネ沢の出合いで良型を掛けるが八久和の魚は元気がよくバレてしまう。
16:30 テン場に戻り夕餉の支度。本日はカレーとアスパラベーコン炒めである。
21:00 ウィスキーをちびちびやりながらいつのまにか就寝。
カクネのテン場 |
9/4 晴れ(夜小雨)
8:00 起床 ちょっと寝坊だ。他の2人は6:30には起きていたらしい。
9:00 釣りは今日一日しかない。カクネ道を歩き広河原に降り立つ。これが源流か?と思わせるスケールの大きさに
驚く。
早速1.5号通し9号鉤、5B重りの仕掛けをぶんなげる。すると落ち込みわきのグルグルを3回くらい回ったとこ
ろで強烈なあたり。ゆっくりと合わせると上下左右に走り出す。
なんとか取り込むと40.5cmの大岩魚だ。対岸で釣っている青山氏の竿も弓なりになっている。これもでかい。
上げてみると37cmはある。
その後、長沢出合いまで釣り登り、青山氏は本流を釣り、福田氏は休憩。私は長沢の魚止めを見に行った。魚
止めでも良型があがったが本流では楽園が待っていたらしい。
15:00 テン場に戻り、釣り好きの青山氏はカクネ沢におかずを調達しに行く。
きちっと8寸と尺を釣ってくるところは流石である。
17:00 夕食は炊き込みご飯、油揚げとしめじの煮物。好釣果を肴にビールで乾杯。
21:30 雨がしとしと降っている。明日の渡渉を心配しながら眠りにつく。
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素晴らしい思い出とともに八久和の夜は更けていく |
9/5 曇り
5:00 起床、ビスケットで軽い朝食を取りテン場撤収。
6:15 カクネ沢で水を汲み重い足と腰を持ち上げる。ザックは確実に軽くなっているが次第に重く感じてくる。
9:00 フタマツに着く。渡渉は行きと同じく楽に行けた。実は前日からここで帰れなかったらどうしようと憂鬱だった。
9:30 朝食を食べてすぐに出発。
13:10 車止め到着。なんとか着きました。
帰りも楽に本流を渡れてホッとする |
またいつの日か八久和に行きたい、こんな素晴らしい渓に行けて良かった。
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