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  長野県 島々谷川 (その1)
  2013/05/25-26




  近藤、高橋、斉田、森、高野








Text  : 高野
Photo : 高野・斉田

今年の初源流は、長野県の上高地を源流に持つ梓川の支流、島々谷川だ。
上高地と言えば有名観光地であるとともに、北アルプスの名だたる名峰を望む美しい場所。
そこを流れる梓川は清流と呼ぶにふさわしい澄んだ流れ。
源流部は禁漁となっていて、多くの渓魚を育んでいる。
その梓川の東に位置する島々谷川は、徳本(とくごう)峠直下から流れ出す渓だ。
島々谷川沿いには徳本峠を経て上高地へ至る登山道が通っている。
バスで上高地へと入れるようになった現在は違うが、昔は上高地へと至るメインルートだったようだ。

さて、今回のルートは車止めからしばらく林道を歩き、北沢と南沢の出合から南沢に沿った登山道へと入る。
目指すは一ノ沢出合だ。

まだ空気が肌寒い午前7時前。我々は上高地へと向かう数組の登山者たちの後を出発した。


車止めのゲート。
ここから先は車では入れない。


まだ陽が差し込まない谷沿いの林道を行く。

ん? 何か見えるのかい?


萌える新緑と素晴らしい青空!
北アルプスの山は豊かだ。


























島々谷の流れ。
水量も豊かだ。

登山道だけあって、標識はしっかりしている。
北沢と南沢の出合で竿を振る斉田さん。
ここでは全くアタリ無しだった。

























 トチの木の新緑。
 陽に透ける瑞々しさ。
























  ここからは登山道だ。
  アップダウンはあるけれど、
  林道を歩くより100倍楽しい!

























橋から見た南沢の流れ。
この辺りは険しい渓相だ。


南沢に沿って登山道は続く。
原生林に覆われた渓は美しい。


ん? これは何だ?


炭焼きがまの跡らしい。
こんな山奥まで来て炭を焼いて持ち帰ったのか・・・。


基本、楽ちんな登山道だが、所々こんな渋い個所があったりもする。


美味そうだなぁ(笑)
前世は芋虫だったのだろうか(^_^;)

2時間ほど掛かって一ノ沢出合に到着。
よし! 早速釣りに行くそ!


って、え〜! もう釣れたの!
一番手はやっぱりこの男、斉田さんだった。
どこの渓に行ってもだいたい一番に釣りあげる。



テン場のすぐ上で釣れちゃったもんだから、みんな色めきだって竿を出す。
もしかしたら、ここはパラダイスか!?
車止めからたったの2時間、楽ちんコースで、入れ食いなのか!?

その2につづく〜!

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