前回の釣行に続いて、今度もまたスノーシューフィッシングに行ってきた。
今度の渓は前回と違って、マジの雪国。積雪も2mはあると思われ、スノーシューの活躍が期待される。
当日は福ちゃんが5時半くらいに迎えにきてくれることになった。
福ちゃん、ありがとう!
斉田さんを先に拾った福ちゃんの車に乗車して、雪国を目指す。
東松山ICから関越道に入るが、いきなり混んでいる。雨もパラパラ降っているのに、なんでこんなに混んでいるのだろうか。
スキーシーズンも終盤だからかと思ったが、それにしてはスキーを積んでいる車は少ない。
最近はスノボーが多いから、車内に積んでいるのだろうか・・・。
その後も駒寄辺りで渋滞に巻き込まれノロノロ運転となりながらも、その先からは快調に流れ出して遅い時間に車止めに到着した。
現場に到着するころには幸い雨も止んで、釣りには支障なさそう。
前回のような青空が広がってくれたら、写真の見栄えもいいんだけどなぁと心の中で思いながら、支度をした。
林道のゲートから先は全く除雪されていない。だから目の前には雪の壁がある。
そいつをよじ登って、一面雪に覆われた林道を歩きだした。
まずは渓流釣り師の大好きな上流部を目指す。いつも思うけど、どうしてみんな上流に行きたがるのだろうか。
やっぱり上流部のほうが渓相もいいし、いかにも渓流釣りって感じだからだろうか。
そう思いつつ、結局自分たちも同類なので、ついつい上流に向かってしまう。
今回もまたスノーシューを装着。福ちゃんは和式のかんじきを使用。
新雪でもないので、わりと雪は締まっていて、どちらでも大きく沈むことはなかった。
林道にはここ数日以内と思われる足跡が続いていた。だが前回のように当日早朝に入ったものではないので一安心。
3人は川の様子を見ながら、ゆっくりと歩いていった。
埋もれたカーブミラーや川岸の様子からすると、やはり積雪は2m近くあるようだ。
雪庇が川に張り出しているので、あまり近づきすぎるとヤバいことになる。
寒中水泳はご免こうむりたい。
他のポイントに竿を出してると、もっと下流で一人で釣っていた福ちゃんが戻ってきた。
「釣れました!」
「どれどれ?」
「8寸ありましたよ!」
と嬉しそうにiPhoneを見せてくれた。
「お、デカイじゃん!」
画面にいい型のイワナが写っている。
いいなぁ〜、うらやましいぞ。
この型が出てくれたら、申し分ないな。
この寒い雪の中で、フライで釣れるんだ。
「フライでも釣れるんだね。」
「実はインジケーターに食いついたんですよ。」
「マジ? よく毛鉤に掛かったね。」
「インジケーターに食いついたから、スーっと引いて掛けました。」
と,、こともなげに言う。
いやぁ、それでフッキングさせるとは大したもんだ!
これで釣れてないのは自分だけだぞ。ちょっと悔しい。なんとか1尾、小さくてもいいから釣りたい。
そう思って、積った雪もなんのその、釣り下りながらポイントを探して竿を出していく。
ただ、雪が被っているので手前側の流れがどうなっているのか、わからないことも多い。
こういう釣りもなかなか難しいものだ。
|
さらなる釣果を求めて。
|
|