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  栃木県鬼怒川源流
  2017/07/02



  永田、高野





Text & Photo   : 高野

渓道楽古参会員の永田さんと、栃木の鬼怒川源流へ日帰りで行ってきた。
今まで長く渓流釣りをやってきたが、実は鬼怒川源流へ行くのは初めて。
近くて遠い渓だったのだ。
近いのになぜ行かなかったというと、ちゃんと理由がある。
それは奥鬼怒は激戦区というイメージがあったから。
普段、源流のウブな魚しか相手にしていないので、激戦区の魚には自分の腕では歯が立たないと思っていた。

でも、今回行ってみてちょっとイメージが変わった。
激戦区でスレているのは確かだが、思ったよりも魚影が濃いということ。
駆け上がりからビュンビュン魚が走る。
こんなにいるんだというのが、釣行後の感想だった。
雨の後など条件がいい時なら、大釣りができるかもしれない。

普段は釣ることのないヤマメも釣れるし、また行ってみたい渓の一つになった。


入渓してすぐに釣れたニッコウイワナ。
良型に笑みがこぼれる。
小さなポイントも見逃さない眼力。
ていねいな釣りで魚を引っ張り出す。

清らかな鬼怒川源流の流れ。
意外なところに魚がついているので、気が抜けない。
上流に行くにしたがって、だんだんと渓相も良くなってきた。

























永田さんの釣ったヤマメ。
ここはヤマメとイワナの混生域なのだ。

ちょっとした深場にも魚がついている。
またまた綺麗なヤマメだ。

釣り上がっていくと、落差が出ていよいよ山岳渓流の趣。
可愛らしいイワナちゃん。
久しぶりだなぁの、ヤマメちゃん。
ヤマメを釣ったのは何年ぶりだろうか・・・。
全く覚えてないくらいの、ご無沙汰だった。

美しい姿
さすが渓流の女王だけある。

食べ頃のヌメリスギタケモドキ。
これは何タケ?。
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