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  秘密の渓
  2017/09/30-10/01



  斉田、平澤、高野





Text & Photo   : 高野

2018年もGWを迎え、ようやく源流シーズンも開幕だ。
今年も原始の渓で、めいっぱい遊ぼうと思っている。
その前に、去年の禁漁直前に行った渓の様子をアップしておかないと。
2017年は回数こそ行けたのだが、釣果的に今一つだった。
なにせ尺物が全く釣れない。連れて行った息子が人生初の尺岩魚を釣り上げたのは嬉しいニュースだったが、私には無し。
毎シーズン、尺岩魚の一尾や二尾釣るのは訳ないことなのに・・・。
最後のチャンスは9月30日の土曜日。翌日はもう禁漁なので釣りはできないけど、斉田さんと平澤さんを誘って
行ってきた。釣果に恵まれるといいのだが・・・。


長いようで短いシーズン。
今年も今日で最後だ。
林道を歩いているとカモシカが出迎えてくれた。

今日も素晴らしい青空が広がっている。
最高の釣り日和。

倒木にヌメリスギタケモドキが群生。
帰りに頂くとするか。

巨大なサルノコシカケもある。
これならホントに猿が座っていそう。

























渓に降りたら即入れ食い!
平澤さんの毛鉤に来た岩魚

斉田さんにも!
























もちろん私の竿にも!
そして、こいつは尺岩魚!
最終日にして、ようやくお目に掛かれたよ。




























もう一丁。


美しい源流岩魚。


平澤さんの毛鉤が秋の渓に舞う。
そして、ヒット!

























ドヤ顔ですね(笑)

次から次へと岩魚が掛かる。
この渓は原始の姿をとどめている。

色鮮やかな橙色。


























今年最後の焚き火が闇夜を照らす。

最高の仲間と最高の釣行だった。
今年もたくさん遊んでくれてありがとう。
来年もよろしくお願いします。

道なき道をヒーコラ帰る。
年とともにだんだん辛くなってきた。
来年も源流で遊べるだろうか。

帰りの斜面で見つけた、アケボノサクラシメジ。
傘に薄い桜色が特色。
食べられるキノコ。ちょっとクセと苦みがあるようだが、私は気にならなかった。
群生しているので、見つけたら周辺もよく探してみよう。

ヌメリスギタケモドキの群生。
山からのプレゼント。

























爪研ぎですか?
お願いだから幹だけにしてくださいね。

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