「まだ歩くんかな。」
「まだまだ〜」
「もうちょいかな。」
「まだまだ〜。」
「疲れた〜。」
「歩け歩け! 歩かないと着かないよ!!」
斉田さんから激が飛ぶ。
渓までは、およそ6時間。ダラダラとした登りが続く。
どうにか天気は回復傾向。山々が雲から顔を出し始めた。
空にはトビだろうか、猛禽類が悠々と舞い飛びヒーコラ歩く我々を見下ろしている。
ようやく最後のガレを登り切って渓へと降り立った。
ここまで14km。よくもそんなに歩いたもんだ。
幸いにも下降点からすぐの場所に、おあつらえ向きのテンバ適地がありホッとする。
さっさと準備して行かないと釣りの時間が無くなってしまう。
なにせもう昼近い時間なのだ。
一泊にしては歩きすぎたな。
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山を覆っていたガスが晴れ始めた。
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大空を舞う。
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ハルゼミも鳴いていた。
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最後のガレを登ってちょっと下れば渓に着くはず。
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ようやく着いた。
長かった・・・
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でもって早速釣り。
竿を出したらポンポン釣れた!
イイネ、イイネ!! |
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私にも良型。
尾びれの立派な源流岩魚。
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ここも居そうだよね。
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ほら、居た!(笑)
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お、けっこう大物?
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綺麗な岩魚だね。
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ケンちゃんは毛鉤を振り込む。
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テンカラでも釣れるね。 |
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ケンちゃんのデカ毛鉤を咥えた岩魚。
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なかなかの渓相が続く。
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今回のテンバ。砂地で快適。
増水したらヤバそうだけど、すぐ裏手が高台で避難できるので安心。
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砂肝も焼けてるよ。
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釣り終えて宴会タイムに突入。
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今宵の焚き火も盛大に。 |
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