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朝もやの中、そそくさと準備をして出発する。
この先には、どんな景色が待っているだろうか。
岩魚はホントにいるのだろうか。
さまざまな期待と不安が入り混じる。
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下界は真夏だが、山には早くも秋の気配が漂っていた。
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長い林道歩きを終え、ようやく山越えルートへの取り付きに到着。
本流を渡って対岸の小沢を辿る。
ここまで2時間。
あと3時間で目指す渓へ辿り着けるだろうか。
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うっそうをした木々に覆われた狭い谷を
遡行する。
ちいさな滝が次々に現れて、
思いのほか時間がかかる。
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途中から沢を外れて尾根に取り付く。
間違えるとまた変な所に出ちゃうから慎重に。
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ようやく乗越しへ到着。
やっぱり思ったよりも時間が掛かっている。
まあ、想定内だから問題なし。
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目的の渓への下降は
最後は5mの滝になっている。
苔でヌメヌメのため滑る滑る!
安全のため懸垂下降した。 |
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テン場を探しながら竿を出す。
とたんに良型イワナが来た!
魚影はメッチャ濃さそうだ。
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私の竿にもいいイワナが来た!!
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テン場はあまり良いところが見つからなかったが、とりあえずはゆったり寝られるところを確保した。
結局6時間掛かった。
身軽になって早速釣りに出る。
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真っ青な夏空の下を交代で釣り上がった。
流れは思ったよりも小さく、
大物の気配がないのが気にかかる・・・ |
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それでもそこそこの型が次々と上がる。
大物は出ないかわりに、素晴しい魚影の濃さ。
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一つのポイントでダブルヒット!
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板長の竿に次々と! |
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緑豊かな美しい流れ。
渓相から水量の安定した渓ということがわかる。
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初日は軽く釣って終了。
薪も集めて焚き火の準備もバッチリ
板長の美味い夕食を食べて、明日の釣りに期待が高まる。
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今回のテンバ場。
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明けて翌日。
今日は丸一日釣りができる。
昨日の協議で今日はいったん下流に下って、適当な所から釣り上がろうと決まった。
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渓には赤とんぼが群れていた。
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数時間歩いてそこから釣り上がることにした。
だが、ちょっと誤算が・・・
下流は渓相があまり良くないのである。
餌釣りのできるポイントが少ないのだ。
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それでも岩魚は釣れてくる。 |
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今年から使っている靴
mont-bell の「サワークライマー」
他のメーカーに比べて安価なところがいい。
何回か使ってみたがグリップは
ビブラムと変わらない。
沢靴は消耗品なので、
性能が同等なら安いに越したことはない。 |
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ダブルヒットも当たり前。
この渓は決して大きくはないが、
豊かな自然が残っている。 |
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源流のイワナはとても美しい。
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テン場に向けて釣り上がった。 |
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こういう渓相がいいな。
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ヒメオオクワガタ。
クワガタ捕りは子供の頃によくやったが、地元で捕れるのはコクワガタやノコギリクワガタがほとんどだった。
ミヤマクワガタは平地にはいなかったし、ましてやオオクワガタなんて見たこともなかった。
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斉田さんの竿がまた曲がった。 |
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今度のはいいサイズだ! |
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こんなに狭いところもあった。
しかし、
苔が流れの際まで生えているということは、
この渓が大雨でもそれほど水量が変わらない
ということか |
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板長の竿にはお子ちゃまが・・・ |
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テン場に到着!
そして流れで冷やしたビールで乾杯!
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夜は更けて焚き火の炎が闇にゆらめく。 |
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最終日の朝
しこたま飲んだ二人は、まだ高いびき。
テン場前の流れにそっと毛鉤を流すと、良型が咥えてくれた。
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謎のポーズで記念撮影。
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ヌメヌメの滝を登って乗越を目指す。 |
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また藪漕ぎ・・・
道がわからないぞ〜 |
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ようやく本流渡渉点だ。
ここからまだ2時間・・・
長いなぁ〜
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寄る年波には勝てず、今年からフルサイズはやめて軽〜いのにした。
それでも写りに遜色はない。
そして新しい完全防水バッグ。
ようやく良さそうなのに巡り合えた。
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