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  山形県 朝日連峰 湯井俣川
  2020/09/04〜06



  平澤、中村


Text  : 中村 
Photo : 中村

 9月4日〜6日の2泊で、あまり歩かずお気楽な渓流に連れてって下さいませ・・と平澤さんに懇願し、当初は信州の予定であったが直前の天気予報により山形県の湯井俣川に決定。
 9月3日夜半平澤さん宅に寄り東北自動車道をひた走る。しかし山形道のあさひICを降りたあたりで山の方角がピカピカと始まり、鱒淵林道に入って登りの途中からもの凄い土砂降りとなる。
 前がよく見えない中を更に進んで行くと八久和峠の方から6〜7台のバンの一行がすごい勢いで降りてきてすれ違って行った。こんな夜中に何しているのだろうと話しながら何とかダムサイトに到着。入山祝いで一杯やって仮眠するも天候がすぐれない。
 11時すぎにようやく雨があがり着替えをしていると、ダムの作業監督の方が車でやってきて前の大雨で道が崩れ通れなくなったので巡視にきたとの事。今回も雨の直前に秋田、新潟、山形に大雨警報が出たようで、昨夜の一行は八久和の作業場に泊まっていた作業員が警報を聞いて脱出したのだろう。今回は道が崩れず無事に帰れることに胸をなで下ろし、昼前にダムサイトを出発した。
 ダムサイトの道もいくつか通りつらい所があるも何とか湯井俣橋に到着。その先のつづら折れの道の途中で大きな崖崩れで道が無くなっており、時間も遅いので湯井俣橋の河原に今宵の宿をとる。まずは大事なビールを冷やし、ブルーシートで寝床を作り焚き火でプチ宴会。明日の昼食(今回はちらし寿司と焼き肉)をタッパーに詰め、寝不足もあったので今宵は早めに就寝となった。


明け方になるも雨やまず・・・
11時すぎにようやく出発
ダムを渡り、渓を目指す
放水中
途中で一本
草に覆われた湯井俣橋
崖崩れで通過できず


テンバ付近はハヤがいっぱい
まずはビールを冷やして
ブールーシートの寝床
盛大な焚き火で盛り上がる

 二日目、薄曇りのなか河原を歩き、崖崩れの先から斜面を登り道に出る。途中の沢で何本か休みを入れ、道の終点に着いた。ここから急斜面(結構急で怖かった)を降り、念願の湯井俣での釣りスタートだ。
 一昨日の深夜に大雨が降ったにもかかわらず水量は少なく、数は出るが豆いわしサイズばかり。ようやく私に泣き尺がきて取りあえずキープさせて頂く。
 オリト沢出合で昼飯を食べながら相談し、少しでも水量のある本流を釣り上がる。最後に平澤さんにようやく型が出た(ナイスな笑顔でした!)ところで時間切れとなり帰路につく。
 夜はイワナの「網焼き」、アスパラベーコン・えのきベーコン・ネギ焼き、サイコロステーキ、シャウエッセン、地鶏の炭火焼き、その他もろもろ食べきれない程(ほぼ完食)のオツマミで大いに呑んで食べて遅くまで盛り上がり、深夜に宴会終了。明日はダムサイトを歩いて帰るだけなので当初の目的(あまり歩かずお気楽な渓流)を完璧に達成し、今回の釣行を終了した。

 最後になりますが平澤さん、またマッタリ釣行よろしくお願いいたします(笑)。


途中の沢で一本
ゼンマイ道終点のテンバ
やっと竿を出せた
数は釣れるがこのサイズばっかり

























ようやく泣き尺が

オリト沢出合で昼飯休憩
本流・オリト沢とも、かなりの減水


時間もなくなりここで納竿
納竿寸前、平澤さんにもやっと泣き尺が・・、満面の笑み
宴会開始!
泊まりの釣行はこれが一番!
定番のアスパラベーコン・えのきベーコン・ネギ焼き!
野菜ニンニク炒め
ネギ焼きが以外とヒット!
朝から月がくっきり
最終日に限ってお決まりの快晴
テンバをきれいにかたずけて
帰ります
ようやく到着
今日のお昼はとんかつ定食

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