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  爆釣沢
  2021/07/10

  斉田、高野



Text & Photo  : 高野 

「天気悪いから残念だけど日帰りにしよう。」
源流シーズンに入ると基本的に渓泊りでの釣行ばかりになるのだが、確実に雨となることがわかっているとそうも行かない。
増水するかはわからないが、そのリスクがある中を強行するのは良くないことだ。
そんなわけで今回は日帰り釣行となった。

さほど増水の影響を受けない所を探し、今回は斉田さんがかなり前に行ったことのある渓に入る。
私はもちろん初めて。
斉田さんの頭の中にある源流データベースには、ありとあらゆる源流がインプットされている。
さあ、今回の沢旅は釣れるかな?

車止めついて恒例の前夜祭ののち就寝・・・したのだが寒くてよく眠れなかった。
今日の行程は2時間ちょっとの山越え日帰りルート。
日帰りだとけっこうキツイんだよね〜。
例によってヒーコラいいながら、なんとか渓へと降りたつ。
ここしばらく続いた雨で水量が多い。
たいして大きくない沢だが、渡渉するのは慎重にいかないと流される。

では、早速仕掛けを繋いで釣りと行きますか!


朝もやの中を山越えする。
日帰りなので装備は軽いが、それでもやっぱり疲れるね。

竿を出すと、一発で良型イワナのお出迎え!
これは期待できるかも。
美しい魚体の源流イワナ。
斉田さんも負けじと釣り上げる。
いつもより水量が多そうだが、青空が広がり最高の釣り日和。
次々とイワナが釣れてくる。
新しい楽園見っけ!


また会おうな!
ポイントごとにイワナが釣れる。
大きさも良型揃いで素晴しい。
あとは尺が出てくれたら文句はない。




斉田さんに泣き尺イワナ。
おしい!



いかにも居そうな流れが続く。

落差もある流れでダイナッミックな渓相だ。
また来た!
釣れまくり!!


ついに私の竿に尺イワナが来た!
立派な魚体だ。

今回の源流は大当たりだった。
私が尺を筆頭に13尾。斉田さんは泣き尺を筆頭に10尾という、二人とも良型揃いツ抜けの素晴しい結果に大満足。
帰りの山越えの足取りが軽かったことは言うまでもない。
さて今月の連休はどこに行こうかな。

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