GWの解禁釣行から三週間後。斉田さんと2人で日帰り釣行にやってきた。
5月も半ばを過ぎたとはいえ、まだまだ山岳地帯は気温一桁だった。
今回の渓は下流部へ入渓したことがあったのだが、上流部は初の遡行。遡行できないようなゴルジュが無いといいのだが。
林道から渓へは標高差200mほど。下降点から下り始めたがルートミスで別の尾根を降りてしまった。
途中で行き詰ってしまい、正規ルートへ戻るため100mほど登り返す。余計なアルバイトで体力消耗。
今度は間違えずに正規ルートを下る。
かなりの急こう配でズリズリ滑りながらもシャクナゲの藪を抜けて1時間ほどで渓へと降り立った。
降りた地点は砂利が堆積して平川な感じ。浅くて小さなポイントをていねいに探っていくと、すぐに斉田さんの竿に28㎝の良型が来た。
これは幸先がいい。
そして私には30cmの尺岩魚!
ここの岩魚は元気がいい。水流に乗って暴れて竿が大きくしなる。
岸にずり上げて取り込んだ。
その後も次々に尺物が上がり、結局私が33、32、30と3尾。
斉田さんには30cm!
途中で雨も上がり、他にも9寸クラスも出て満足できる1日となった。