渓道楽

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信州の渓
 2022/05/21
 斉田、高野
 Text & Photo:高野

GWの解禁釣行から三週間後。斉田さんと2人で日帰り釣行にやってきた。
5月も半ばを過ぎたとはいえ、まだまだ山岳地帯は気温一桁だった。
今回の渓は下流部へ入渓したことがあったのだが、上流部は初の遡行。遡行できないようなゴルジュが無いといいのだが。

林道から渓へは標高差200mほど。下降点から下り始めたがルートミスで別の尾根を降りてしまった。
途中で行き詰ってしまい、正規ルートへ戻るため100mほど登り返す。余計なアルバイトで体力消耗。
今度は間違えずに正規ルートを下る。
かなりの急こう配でズリズリ滑りながらもシャクナゲの藪を抜けて1時間ほどで渓へと降り立った。

降りた地点は砂利が堆積して平川な感じ。浅くて小さなポイントをていねいに探っていくと、すぐに斉田さんの竿に28㎝の良型が来た。
これは幸先がいい。

そして私には30cmの尺岩魚!
ここの岩魚は元気がいい。水流に乗って暴れて竿が大きくしなる。
岸にずり上げて取り込んだ。
その後も次々に尺物が上がり、結局私が33、32、30と3尾。
斉田さんには30cm!

途中で雨も上がり、他にも9寸クラスも出て満足できる1日となった。

尾根を下降するもルートミスしてしまう。

シャクナゲの藪から斉田さん。

降りてすぐに良型岩魚が釣れた。
美しい魚体だ。

私には早くも尺岩魚が!

最初はあまり落差の無い平川だった。

新緑が美しい。

今度は斉田さんに尺岩魚。

そしてなんと私に32cm!

黄金岩魚だった。

そしてまたしても私の竿に来た!

今度は33cm!

1日で尺が3尾だなんて。
なんて素晴らしい渓なんだ。

徐々に落差のある渓相になってきた。


そろそろ引き上げる時間。
退渓点まで戻ってから1時間以上かけて林道に上がらなければ。

とても満足のいく釣行だった。
まだまだ奥があるので、次回は泊りで来たいと思う。

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