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「渓流釣りとの出会い」

 渓流釣りとの出会いは1993年の夏。後輩に誘われて栃木県の小百川に入渓したのが最初でした。この時は3000円位の竿に、仕掛けは市販のもの。夏の昼間ということもあり1尾のヤマメも釣れずに終わりました。(初心者に釣られるほど、ヤマメはバカじゃありませんでした。)

 それまでやったことがある釣りといえば、子供の頃にやったザリガニ釣り、フナ釣り位。それほど釣りには興味がありませんでした。しかし、何が楽しかったのか分りませんが、それ以来渓流釣りにハマってしまい、今に至っております。

 もともと自然の中で遊ぶのは大好きで、子供の頃は良く父親に連れられて山に登ったりしていましたし、その後自転車で峠を越えたり、バイクでツーリングに行ったりしていましたので、渓流釣りも私の嗜好に合っていたのだと思います。


「渓道楽のこと」

 渓道楽は1998年の5月に結成されました。私の釣友である田辺氏が、「この前入った居酒屋のご主人が渓流釣りが大好きなんだけど、今度行ってみよう。」と誘われたのがきっかけでした。そこで初代会長岩田さんから「渓流釣りの会を作りたいのだが。」という話を聞き、「ならば私達も入りますので、一緒にやりましょう。」ということになり、「渓道楽」が結成されました。その後多くの会員たちに支えられ、渓を楽しんでいます。

 また、瀬畑雄三氏、下田香津矢氏等の著名人の方々とも親睦を深めております。


「これからのこと」

 現在、日本の渓流と渓魚たちが危機的状況に置かれているのは、皆さんもご存じのとおりです。こうしている今もダムや堰堤が作られ、林道は山肌を削り取っています。全てが無駄なものとは言いませんが、必要の無いものが多いのも事実です。また、釣り人の残していくゴミも問題です。こういった問題を解決するために先頭に立って活動していくということは、想像を絶するエネルギーが必要です。しかし、先頭に立つことは難しくても、小さな事から協力していくことは出来ます。「渓道楽」としては、楽しく渓流釣りをするために出来る限りのことをしていきたいと考えています。これからも応援よろしくお願いいたします。

 高野 智
  (Takano Satoshi)
  埼玉県在住。
  職業:システムエンジニア


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