はるかなる山釣りへのいざない


地球に生命が誕生してから、40億年という気の遠くなるような年月が過ぎました。その間にはいくつもの新しい生命が誕生し、そして消えていったのです。しかし、彼らは自らを自然に適応させ、自然とともに生きてきました。決して自然を自分たちの都合に合せて変えるようなことはしませんでした。

でも、人間は違います。自然を自分たちが住みやすいように変えようとしてきました。その結果、山は荒れ、森は切られ、川や海は汚されたのです。いまや、それは日本中におよび、ほとんどの自然は失われたように見えます。でも、ほんとうにそうでしょうか、人工物の無い場所は日本には残っていないのでしょうか。

そんなことはありません、まだそういう場所は残っています。原始の姿のままを留め、人間の手がほとんど入っていない場所がまだあるのです。

その世界はブナの森を抜けそそり立つ峰を越えて行かなければ辿り着けません。文明の利器である内燃機関を使った自動車などでは行き着くことはできないのです。頼りになるのは自分の体だけ。だが、そこには原始のままの世界が広がっているでしょう。豊かな森に囲まれた清冽な流れの中には、ハリの怖さなど知らない大岩魚が悠々と泳いでいるのです。

さあ、都会の生活にどっぷりと漬かって鈍ってしまった体にムチ打ち出かけましょう、遙かなる山釣りへ・・・。
豊かなブナの森が岩魚たちを育む


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